2003年創業の「異常オッズのシンドローム」は、今年(2023年)で20年目です。
当時から「会員全員が勝ち組」になることを目標に掲げ、会員の半数以上が年間回収率100%を超えています。せっかくお金を出して参加してくれるなら、是非稼いでほしい。これは偽らざる本音です。
また、競馬予想アプリを提供する以上、次の命題を掲げています。それは…
身銭を切って競馬で稼ぐこと!
- 80以上の指数で異常オッズを見つける分析ソフト
- 豊富な指数を使いこなし、独自の予想スタイルを見つける
- 時系列分析は、その手段のひとつ
- 勝ち組になれる会員は現在よりも少なかった
- 80以上あった指数をカット
- シンプルに「勝てること」を追求
- 過剰ポイント指数中心の時系列オッズ分析
- 異常馬をわかりやすく
- 勝てる会員が飛躍的に増加
- 「勝てる」→「稼げる」への転換
- 自動運転を搭載
- シミュレーション結果をそのまま馬券購入可能
- 画面表示、独自指数のカスタマイズで個性を重視
- 会員の買い方の多様化
創業から20年目を迎え、異常オッズのシンドロームは、オッズにずっと向き合ってきました。その間、我々の提供する競馬アプリはさまざまな進歩を遂げてきました。
これらはすべて「競馬で勝つ」「競馬で稼ぐ」という目的のため、時代の変化に対応してきた結果です。
長い歴史を見てもらえばわかりますが、最初から現在のような結果を出していたわけではありません。常にどうすれば勝てるのかを模索してきました。そして、勝つために必要な4つの要素に行きついたのです。
1.オッズはすべてを内包する
世の中にはさまざまな競馬予想法があります。最近はAIを使った競馬予想が人気ですが、それでも我々は「オッズ」を支持します。
理由は単純。タイム予想、血統予想、展開予想、AI予想、世の中のありとあらゆる競馬予想は、最終的に「オッズ」に集約されるからです。あらゆる点を考慮し、それらが最終的にオッズとして形になります。もちろん、その中には我々の専門分野「インサイダーによる異常オッズ」も含まれます。
オッズはすべての終着点です。そのため、オッズはさまざまな要素が混じりあい、濁った水のように見えます。河口付近の川の水は決して清流ではありません。しかし、すべてが混じりあった水には勝つために必要な要素も含まれているのです。
オッズを予想に使うという試みは、実は30年以上前から行われています。多くの人が同じ考えに至り、オッズ競馬というジャンルを築いています。元祖オッズ予想は、トータライザー社が開発した「オッズマトリクス」です。
オッズマトリクスは、競馬場のオッズ掲示板、ネットのオッズ表などあらゆるところで目にするものですが、人気順にならべたオッズマトリクスの中から、オッズの順序がおかしい買い目を消す、抽出するという手法は、30年前から行われているのです。
現代、「異常オッズ」とひとことにまとめられますが、あきらかにおかしな売れ方をしている馬券を異常オッズといいます(当時はイレギュラーオッズと呼ばれていました)。
異常オッズの存在が世の中に知られるようになり、異常オッズをとらえる方法が研究され、多くの書籍が販売されました。書籍に求められたのは「必勝法」であるため、誰でも手軽に試せる方法として「特定の時間を切り抜いて比較」が提案されました。現在も「朝一オッズ」と呼ばれ、当サイトでもこのキーワードで訪問される方が後を絶ちません。
しかし、オッズは生き物です。
オッズが動くということは、その馬券を買った人がいるということです。それなのに、決められた時間のオッズだけを切り抜いて、オッズの異常を見つけられるのでしょうか?
「無理」です。
時系列オッズは、馬券の発売開始から締切、レース確定までのオッズ変動を並べたものです。時系列オッズを比較する場合、単勝もしくは複勝を使います。
しかし、現在発売されている馬券は、単勝・複勝だけでなく三連単などの馬券をふくめ、8種類あります。単勝の売上は全体の5%にすぎません。これではオッズを見ているとは言えません。
単勝・複勝以外のオッズを扱いやすくするため、馬ごとの馬券売上を示す「得票率」に置き換えます。これで馬券の買い目という「点」から、投票率という「線」に置き換えられます。
得票率は誰かが馬券を買うたびに変化します。得票率が大きく変動すれば、人気順位も入れ替わります。オッズという河口の水を分析するのであれば、実際の流れ(時系列)を見る必要があります。
そして適切な分析をすれば、勝ち馬が見えてくると確信しています。
2.あえて指数を使う
時系列オッズを分析することが、オッズという濁流の中から勝ち馬を見つける秘訣です。
シンドロームでは時系列分析をするためにCTという時系列表を用意しています。CTに表示されているのは、得票率を元にした異常指数ですが、そのCTから正確な情報を読み取るには、それなりの熟練が必要です。
そこで、オッズ競馬の初心者でも簡単に利用できるように、「総合指数」と「ギャップ」という指数を用意しました。この2つの指数は、時系列CTを単純化するのに役立っています。
せっかく時系列データに置き換えたのに、なぜ「指数」という代表値に置き換える必要があるのか? その理由を説明します。
① 検証が容易
指数は気温や湿度のように、ある瞬間を切り抜いた「代表値」なので扱いが単純です。指数に置き換えると、単純な数値になるため、加工や検証がしやすくなります。
数値をベースに予想する場合、検証作業は非常に重要です。検証データに基づかない競馬予想は、地図のない道を進んでいくようなものです。
自分の進んでいる道が正しいかを判断するのに地図が必要なように、競馬で勝つには検証データが必要です。
② 思いついたことをすぐ試せる
競馬を見ていて、「あれ?」と疑問に感じたことはありませんか?
疑問をそのままにしておくより、実際に検証して「答え」をすぐに知ることが出来たら?
我々は「思い付き」や「疑問」を簡単に試せるように、検証ツールのほかに、「カスタム指数」という仕組みを用意しました。カスタム指数を使えば、時系列CTから抜き出した指数や得票率などを組み合わせ、独自の指数を作りだせます。
思いつきをすぐに検証できることは、大袈裟ですが「魔法の杖」を与えられたようなものです。
実際、検証機能が大きく飛躍したことで、こんな言葉を頂きました。
検証しただけ競馬に勝てるようになった!
3.馬券は買わなきゃ意味がない
馬券は買わなきゃ儲からない。
当たり前がムズカシイ。異常オッズが相手だと、馬券を買うのが締切直前になることは珍しくありません。
締め切り間際の投票は戦場さながらの忙しさです。基本的に30秒以内に投票を完了させないと、締め切られることがほとんどです。
アナログなマークカードで馬券を買う方法では、マークを付けてる間に締め切られます。当然インターネット投票IPATが必須になりますが、IPATのサイトを利用していては、やはり締め切られます。
いかに少ない手順で馬券を買う
これが勝敗の分かれ目になります。
弊社はかつて「シンプルぱっと」という投票ソフトの開発・販売をしてました。
このアプリはいかにシンプルに馬券を買うかに主眼を置き、買い目作成にはこだわりを持って作られました。予算配分など独特な資金配分方法、買い目リミッターなどもこのアプリが発祥です。
シンプルぱっとで培ったノウハウはシンドロームにも活かされています。
特にシンドロームの場合、締切直前に買い目を作成し、投票する必要があります。
シンドローム3では、買い目印をつけて10秒以内で買い目作成と投票を完了できます。
馬券セットという機能を事前に設定しておくと、馬連や三連複など買いたい馬券を作成できるだけでなく、決められた予算に合わせて資金配分までをワンタッチでできます。
また、出来上がった買い目の資金調整も手早く直感的に行えるように工夫されています。これらは長い歴史のなかで、常に「締切を意識」して、改善されてきた成果です。
4.ぶれない独自ルールを作る
「異常オッズのシンドローム」が他の競馬予想アプリと大きく異なる点は、一貫した馬券戦略を推奨していることです。シンドロームの競馬スタイルはいたって単純です。
異常オッズの大きな馬から指数上位馬へ流す
これが基本になります。もちろん、そこにはその人の個性が出てきます。人気サイドの異常馬を中心にしたり、人気薄を厚めに買ったり。
しかし、プラスの回収率を維持している勝ち組の会員さんの共通点は、「自分自身のルール」を確立していることです。独自ルールは、レースの選択基準からはじまり、どこまでの異常馬を拾うか、相手馬の条件など多岐にわたります。
同じものを使っていても結果が異なるのは、その人ならではの「個性」が出るためです。
シンドロームでは公式ルールとして、「ゴースト」という基本ルールを用意しています。新しくシンドロームを始めた方は、たいていゴーストの通り馬券を買います。
何度かシンドロームで競馬をして、勝手がわかってくるとその人に応じた変化が生まれてきます。
個性がひかる独自ルールの例
- とことん回収率にこだわる
- 的中してもあまり配当が見込めない買い方はカットする
- 競馬場の性格に合わせて賭け金に強弱をつける
- 的中率と回収率のバランスを取りたい
- 当たらない期間がると面白くないので、手広くかける
- 指数順位を重視
- 公式ゴーストをベースにカスタマイズ
- 中穴~大穴を中心に、「期待値」をもとに賭ける対象範囲を決めている
- 期待値の高い印の組み合わせには、賭け金を高めにする
このほかにも、独自のAI指数と異常オッズを組み合わせて独自ルールを構築している会員さんもいます。
独自の戦略の作り方
年間回収率が100%を超えている方はみんな「独自ルール」を持ってます。特に自動運転の場合は必須です。
シンドロームでは、「戦略」という形で独自ルールをまとめています。
独自ルールが勝ち組への第一歩
簡単に言えば、狙うべきレースを決め、それに応じた作戦(狙うべき馬の決め方と馬券の買い方)を決めます。「独自ルール」を「戦略」にすると2つの利点があります。
利点① : 実際に投票する前にテスト
- ルールを戦略として定義
- 過去データで検証
- 儲かるか損するかがわかる
利点②: テスト結果をそのまま投票
- テストで利益の出る戦略を作る
- 競馬開催日に自動運転する
- 実際に儲ける
過去データでも勝てないなら実戦では勝てない
過去データを使った検証のことを「バックテスト」と呼び、シンドロームではバックテスト検証を非常に重視します。多くの競馬ソフトでも検証機能はありますが、バックテストが出来ないものが多く、検証作業の信頼度は低いですね。
利益と損失が出ている原因を探る
せっかく検証した結果も、単に的中率と回収率を見ているだけでは、せっかくの検証を活かしているといえません。より詳細な分析をして、利益と損失が出ている理由を知っておく必要があります。
競馬アプリには馬券の収支画面があります。競馬アプリを使ってない場合でも、Club JRA-NetというJRA公式サービスを利用するとインターネット投票の結果を振り返ることができます。
しかし、これらは基本的に「的中率」と「回収率」ベースであり、本格的に競馬に取り組むには力不足です。
実際の競馬運用を考えると、時間経過での損益を知っておく必要があります。特に「ドローダウン」という損失を観察することがなにより重要です。
賭け金が100円固定の場合は、それほど気になりませんが、賭け金が大きくなるにつれ、利益が出るまでのドローダウンの金額を意識する必要があります。元本をもとに賭け金をコントロールすることを…
「資金管理」と呼びます
たとえば、元本として100万円がある場合、1レース当たりの賭け金はいくらが適切か。
この問題にきちんと向き合っている競馬アプリは残念ながらほとんどありません。
我々も最初は他の競馬アプリと同じように、的中率・回収率を確認するだけの収支分析しか提供してませんでした。しかし、バックテストという過去検証を行うには、現在のような機能が必要不可欠であるという結論になりました。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。「異常オッズのシンドローム」が、単に「競馬予想アプリ」という商品を提供しているだけではないと感じていただけたなら幸いです。
おや? ひとつ戦略が足りませんね。最後のひとつは
戦略を実践することです
勝つための方法も実践しなくては意味がありません。我々は、運営サイドがまず自社アプリで「競馬に勝つこと」が大前提として常に実践しています。年間を通じて利益をあげるには、「勝てる考え方」が大事です。そして何より、根柢のロジックに優位性がなければなりません。
AI競馬全盛の時代なら、見渡せば勝てるアプリ・サイトはあると思います。しかし、残念ながら「勝てる考え方」を示したところはほぼありません。その考えの根底にあるのは…
確率に賭けていること
これはAIだろうが、古典的なスピード指数でも変わりません。我々シンドロームもおなじです。
だからこそ、単なる確率・期待値を使って、いかに競馬に勝つか、その考え方が重要になります。
アプリの機能として提供しているものは、その考えを形にしているだけです。
競馬に勝てないとお悩みの方は、まずご自分の手法をきちんと検証し、過去データでも勝てることを確認してください。その上で、この記事で触れた「資金管理」を実践すれば勝ち組になれます。
そして、近道をしたい方は「異常オッズのシンドローム」をぜひ選択肢に加えてください。