同値な馬券で回収率アップ

  今より回収率を上げるには、馬券術を見直すよりも馬券の買い方を見直すことが近道です。最終的には馬券術による回収率アップが望ましいですが、一朝一夕には達成出来ません。しかし、あと10%アップを狙うなら明日からでも実施可能です。

 その方法は「同値馬券」を上手に利用することです。同値馬券は耳慣れない言葉ですが、簡単に説明するなら「同じ意味合いを持つ異なる券種の馬券」になります。一番わかりやすい例が馬連と枠連です。通常、枠連は馬連よりも配当が落ちますが、時として枠連の方が馬連よりも妙味がある場合があります。8頭立てのレースで、馬連1-2と枠連1-2はまったく同じ馬を買っていることになります。これが同値馬券です。しかし、両者の配当は異なります。この配当の歪みを狙い打つのが回収率向上の秘訣です。

 馬連と枠連の歪みについては諸説ありますが、大まかにまとめると下記の通りです。

  • 枠連は馬連に対して低配当のイメージを持たれている
  • 同値馬券が枠連のゾロ目の場合、さらに歪みが発生しやすくなる(ゾロ目は特殊な目と見られている)
  • インサイダーは馬を狙い打ってくるため、馬連等の配当が安くなりやすい

 配当で言えば数十円、数百円の違いしかありませんが、年間を通してみると回収率に効いてきます。今より回収率をアップさせたいと考えるなら、確実に配当の高い同値馬券を取るようにしましょう。同値馬券は予想法を買える必要はありません。買い方をちょこっと工夫するだけで済むのです。僅かな手間が1年後の回収率に響いてくるので、積極的に活用しましょう。

大きな課題

 現在の馬券の主力は、三連単、三連複、馬単といった高額配当が出やすい馬券です。これらの馬券は、馬連と枠連のように、単純におきかえられません。券種を変更すると買い目点数が変わるためです。

 また、三連複とワイドを同値として見ることは困難です。ワイドは複勝と同じく、1着〜3着までに入った馬の人気によって配当が変動するためです。

 主力馬券に対する同値馬券の研究は、まだまだこれからです。

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