異常オッズとは?

 異常オッズとは、オッズに現れた通常ではあり得ない過剰投票のことです。競馬は馬券が売れれば人気になり、オッズが下がります。最も支持されている馬が1番人気馬となります。
 通常、馬券は発売開始から締め切りまで、ほぼ一定の売れ方をします。馬券が急激に売れ出すのは、パドックから締め切り10分ぐらい前の時間帯になります。これはほとんどの人がパドック後に馬券を購入するためです。

 しかし、時系列でオッズを眺めてみると、一般票とは異なる時間帯に急激に馬券が売れることがあります。これは何者かが大きな金額を一気に投票したためです。これを異常オッズと呼びます。

単勝金額グラフ

 上の図はシンドロームに搭載されている単勝金額グラフです。単勝馬券の売れ方を時系列表示します。例としてあげているのは2007年10月21日京都11R「菊花賞」の1番人気馬のグラフです。これを見ると大きく売り上げを上げているのは、15:00〜15:30の間であることが分かります。G1競走なので通常よりやや早い時間から一般票が入ります。

 それ以外の時間帯で、一時的に売り上げが伸びている箇所があります。マーキングは2カ所ですが4カ所にはっきりとした異常投票が見られます。ひとつは11:38前後に約300万円。もうひとつは15:36の締め切り直前に約600万円です。

異常オッズの種類

 異常オッズの検出法は色々と考案されていますが、代表例を上げると下記のようになります。

券種間の異常オッズ

 例えば、単勝に比べて複勝が人気になっているケースがこれに相当します。

時系列異常オッズ

 特定の時間帯に急激に人気になっているケースがこれに相当します。代表的な時系列異常は、朝一オッズと締め切り前のオッズを比較する方法です。

オッズ分布異常

 オッズマトリクス表を用いて、買い目毎の異常オッズをみつける方法です。単純に人気が逆転している部分を見つけたり、オッズとオッズの切れ目(断層)を見つけたり、マトリクス表全体の分布を見る方法など、多岐に渡っています。

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