オッズ理論の分類

 オッズ理論にはさまざまな理論があります。しかし、系統でわけていくと二種類にわかれます。ひとつが「分布論」であり、もうひとつが「インサイダー理論」です。それぞれの特徴について説明します。

分布論

 オッズマトリクスや断層などをつかい、オッズのバランスを見る理論です。狙うべき馬券を見つける手法はさらにロジックごとにわかれていますが、基本的な考え方は、標準よりも売れていない馬を狙う馬券といっていいでしょう。ひとことで言うなら、売れていない人気薄の馬で、期待値があがった馬券を狙う手法です。

 分布論の考え方の基礎になっているのは、オッズ分布と人気です。馬券の狙い目はともかくとして、人気の考え方は非常に参考になります。

インサイダー理論

 インサイダー理論は、関係者が内部情報をもとに馬券を買った場合に発生する異常オッズを狙い打つ理論です。インサイダー自身にもいくつか検知方法があり、券種間のバランスを見る方法であったり、時間ごとの 人気差をみるものであったりさまざまです。

 いずれの方法にせよ、基本になっているのは馬券の売れている人気馬を買うという思想です。人気馬と言っても3番人気までの人気サイドを指しているわけではありません。もちろん、人気サイドにも異常オッズは発生しますが、一般票と紛れてしまうため、区別はできません。
人気薄サイドに発生した異常オッズは、本来7番人気だったその馬の人気を、6番人気に押し上げるなど順位変動などの形でも確認できます。

 基本となっている考え方は、関係者情報を持った確信票が大枚をはたいて馬券を買うことで、オッズ変動を起こすというものです。

 シンドロームの長年の研究で、インサイダー理論に優位性があることはわかっています。しかし、分布論の考え方は、ゼロサムゲームの本質であるぶんどり合戦を考える上で非常に重要です。

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